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実はこの新商品は8月のメニュー決定会議で決まっており、9月中の販売になるところでした。 ところが、その時のレシピには使用する葱のところに 「ポロネギ、九条葱、下仁田葱のいずれか」 という記入があり原価や販売価格等の検討を経て下仁田葱を使うことで決定しました。 そのため9月中の販売は無理になり、11月の木枯らしが吹く頃になってようやく下仁田葱が八百屋の店先に顔を出して今回の販売となりました。 なぜ下仁田葱にしたかというとポロネギ、九条葱は原価が高く今回のようなネギが主役のソースになると一人前軽く1000円を超えてしまうのです。 ホロネギに勝るとも劣らない白い部分の太さと甘み、そして九条葱といえば青い葉の部分が美味しいのですが、下仁田葱も青い葉の部分にはネバネバのノリとよばれるエキスがたっぷり詰まっているのです。 ![]() しかし、下仁田葱が如何に美味しいかといっても所詮ネギはネギ。 オリーブオイル、ニンニク、ヅッキーニ、フレッシュトマト、バジルをどう組み合わせても味の深みには限界があります。 でも皆さんがこのパスタを口に含んだ時に感じる香と深い味わいにはきっと驚かれると思います。 何故? …………その理由は自家製パンチェッタを使っているから出せる味と香、そしてコクなんです。 このパンチェッタは豚バラ肉に塩と粒胡椒をたっぷりすり込んで冷蔵庫で 2週間熟成させて作る一手間かけた一品です。 葱とこのパンチェッタを一緒にいためることで葱の香とパンチェッタの香 が旨くかみ合ってこの美味しさを作り上げています。 少し酸味の利いたフレッシュトマトが野菜の甘みをより引き出して全体をバランスよくまとめています。 このソースにセットしたのは平麺の中でもいちばん細い3mmのタリオリーニです。 軽いのど越しをお楽しみ下さい。 <by 店長 土屋>
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